【アニメ業界】アニメ専門学校卒の未来!15年後の結果報告

こんにちは!とこたんです!

私はアニメの専門学校を卒業してアニメ業界に入り、現在フリーランスで絵の仕事を続けて2021年で16年目になる背景イラストレーターです!

とこたんです☆よろしくね☆

とこたんの経歴

20歳~24歳までの5年間東京のアニメの背景会社に在籍後、25歳~35歳現在まで在宅でフリーランスで背景美術の請負業を続けています。会社員時代の詳細はこちら

今回はアニメ業界に入りたいけど行く末が不安だなぁ。
給料も安いってよく聞くし、超大変ってよく聞くし将来やっていけるのかなぁ。

子どもにアニメ業界に進んでもらいたくないなぁ。

なんて不安を感じている親御さんと、これからアニメ業界に進もうとしている学生さん達に向けて!!

私が実体験をもとにリアルな現実をご紹介します。

この記事でわかること
  • アニメの専門学校卒のアニメ業界離脱率(とこたんの周辺情報のみ)
  • 背景美術はアニメの専門学校卒か美大卒かどちらが有利なのか
  • 背景美術の給料事情
  • アニメ業界(特に背景美術)に向いている性格
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アニメの専門学校卒のアニメ業界離脱率

私の通った専門学校は、20年前くらいまではアニメ業界に入るには王道の専門学校でした!

とこたんの専門学校について
  • 代々木アニメーション学院名古屋校卒(専門学校時代のとこたんの様子はこちら)
  • アニメーター科・背景美術監督コース科に在籍していた
  • デジタルペイントアーティスト科にも1ヵ月在籍していた(背景に転科した)

以下当時の名古屋校それぞれの科の卒業人数です。

背景美術・・・1クラスのみ全13名(男4女9)

アニメーター科・・・2クラス合わせて全25名(男10女15)

デジタルペイントアーティスト科・・・2クラス合わせて全15名(男4女11)
※キャラクターに色を塗る仕上げといわれる部門の科

私は背景とアニメーターのダブルスタディというのを選択していたため、2つの科を学んでいました。

大多数は1つの科だけ選択している方々で

仕上げ×背景美術が2名、アニメーター×背景美術が1名と、このアニメ部門内でダブルスタディで卒業している方は私含め3名のみです。(途中で一本に絞る人もいたため減った)

私は最終的には背景美術で就職したので周りの背景さんの離脱率しか実際のところ把握していません。

ということで!卒アルの名簿からググる!を活用し、現在も同期たちが活躍しているかどうかのチェックをしていきたいと思います。

最近の作品のスタッフ名で発見したら継続してるということでカウントします!

【背景美術】15年後の現実

専門学校に入って卒業したからと言って全員が就職するわけではありませんでした。

どの科にも言えることですが、当時の代々木アニメーション学院では就職を望んだ人は100%どこかしらには就職できている。という感じではありました。

卒業はしたけど就職した人数が曖昧な科もありますので、おおよその目安として見てもらえればと思います。

実際に背景さんになった人の数

アニメの背景会社に就職した人数は

13人中9人!

です。

残りの4人は

  • 途中から学校に来なくなる
  • 卒業せずまた学校に通う
  • 地元ゲーム会社に就職
  • 突然フリーランス(?)謎

こんな感じです。

まずここで脱落者が出ますが、そもそも学校を卒業することさえできない人は 

間違いなく!!!

アニメ業界には向きません。と断言します。

では早速、アニメ業界に進んだ9人のうち、何人が15年以上経っても背景を継続しているのか計算していきます。

背景さん9人のうち女性が8人、男性は1人です!

15年以上継続中の人数は

9人中5人(女5)

でした!さらにその中で15年以上現場で働いている人は5人のうちの2人だけとなっています。

他3人、私を含めフリーランスで東京を離れていますが継続中です。

ちなみに継続中5人のうち4人は美術監督経験者です。

アニメ業界に就職したけど辞めてしまった人は3年以内に皆辞めています!
4年以上継続した人が全員残っている結果です!

【まとめ】背景美術の15年後の現実
  • 専門卒でアニメ業界の現場で働き続けている人:約22%
  • 専門卒で背景美術の仕事を辞めず継続している人:約55%
  • 背景美術の仕事を継続する人のうち現場を離れてフリーランスになる人:60%
  • 背景の仕事を辞める:約45%
  • 4年継続したら辞めることはなさげ

人数が少ないデータなので何とも言えませんが、専門卒は約2人に1人の離脱率となっています。

【アニメーター】15年後の現実

アニメーター

私も一応アニメーター科のクラスを卒業しているので、卒業後も仲良くしていた知り合いは数名いました。

が!!3年以内に辞めてしまった&疎遠により以降の情報が全くありません。

ということでググるの活用です。

実は最近見たアニメ映画で同期を発見しました!

当時私によく声を掛けてくれていた5個上のお姉さん。

作画監督で発見しています!まだ活躍されているようで嬉しくなりました!

連絡先紛失で連絡取れません(悲)

では早速執念の検索スタート・・・!

実際にアニメーターになった人の数

すみません、こちらは把握しておりません。

アニメーターになるんだ!と意気込んで就活をした人たちは100%就職できていました。

ただ、アニメーター科総勢25人のうち私は背景に進んでいるので、自分を除いてここでは24人を元に計算します。

「名前 アニメーター」 又は

「名前 アニメ」 

で検索かけました!

男性10名、女性14名です

24人中6人(男3女3)

でした!

この6人は全員作画監督までされています。
うち1人は総作画監督になっている方もいました!

一人ルーキーみたいな男性いたんですけど、その人はやっぱりすごかった…

インタビュー受けとるやん!ってなりました(有名アニメのキャラデザもしていて)

【まとめ】アニメーターの15年後の現実
  • アニメの専門学校出身でアニメ業界で働き続ける人:25%
  • 辞めてしまう人:75%
  • 3年以内でほとんど辞めている

私の身近な少数データの中ですが、専門卒でアニメーターの離脱率は75%となっています。

【仕上げ】15年後の現実

仕上げ

実は私、代々木アニメーション学院に入学した当初は、アニメーター科とデジタルペイントアーティスト科の2つを選択していました!

というわけで、仕上げ部門にも知り合いが数名います。(連絡は取れませんが)

同じクラスだった同い年の女性の一人は同じ作品に関わっていることも多々あり、打ち上げ会場で何度か見かけています。(お互いに人見知りなので声かけられませんでした。無念。笑)

実際に仕上げさんになった人の数

こちらも全く把握しておりませんが、全15人中、1人が撮影、2人は背景、2人がそもそも就職しなかったことを知っているのでその人数を引いた10名を元に計算します

「名前 アニメ 仕上げ」

「名前 アニメ」

で検索かけました!

男性3名、女性7名です

10人中4人(女4)

でした!

この4人のうちの3人が元々同じクラスだったので顔なじみではあります。

実際テレビアニメや劇場作品で2名はよく名前を見かけていたので、いつも見つける度に嬉しくなります!

【まとめ】仕上げの15年後の現実
  • アニメの専門学校出身でアニメ業界で働き続ける人:40%
  • 辞めてしまう人:60%

こちらは1ヵ月関わっただけで、あまり把握していないのでかなり大まかな情報です。

就職まで仕上げの部門にしよう!という方は少ない印象があります。

絵が好きな人は自分で絵を描きたいという願望が強い人が多いからかなぁと思っています。

【背景美術】アニメの専門学校か美術大学か

ここからは「背景美術」のみにスポットを当ててお話しします。

現場に入ると専門学校卒の人と美大卒の人が入り混じっています。

現場で働くうえでどちらの方が有利なのかお話しします。

画力の差はどのくらいあるの?

実際現場で働くうえで、専門卒と美大卒で画力に差はあるのか気になるかと思います。

では実際私が勤めて様々な人の仕事で描く絵を拝見して感じたことをまとめます。

今までの経験から感じたこと
  • そこまでの大差はない
  • 専門卒の人の方が描けている場合もある
  • 人によるとしか言えない
  • 大事なのは技量よりまずはその人個人のメンタルの強さと継続力に左右される

専門卒でも高校から美術の高校に通っている人もいます。

私は専門から初めて絵を習い始めましたが、小学校低学年時代にリアルな人物模写にハマっていたためか、ある程度のデッサン力はそこで身についていました。

つまり、今までどのくらい趣味で絵を描き続けていたか?というところが問題なので、

現場で働き始めても専門卒と美大卒で特に大きな差は感じられませんでした。

熱しやすく冷めやすいとかではない限りアニメ業界に入るんだ!と思っている方なら迷わず専門に行かれた方が手っ取り早いと思います。

あとは元々ある程度絵が得意な状態からの専門卒入社なら安心して大丈夫です。

実際の入社経路

  1. 美術高校→専門→入社
  2. 普通高校→専門→入社(多い)
  3. 一般大学→専門→入社
  4. 一般大学→入社
  5. 美大→入社(多い)
  6. 高卒→異業種就職→専門→入社

私の知る限りこのパターンがあります。

美術専門から来てない人も一人いてびっくりしました!

結局はどれを選んでもその人個人に継続力があるかどうかが最終的に問題になってくるので気にしなくて大丈夫です。

理由
  • 現場は毎日すごい物量をこなしていく日々になる
  • 毎日毎日線画でも着彩でも、絵を描いていたら自然と上達していく
  • 1、2年と途中でやめない限りレベルアップしていく
  • 絵は才能というより観察力を鍛えるトレーニングのようなもの!
  • あとは本人のやればできるんだ!というマインド次第!

自分のレベルがアップしていくことに喜びを感じるタイプは向いていそうです。

専門卒でも大丈夫な人

専門学校に入る前に全く絵を描いたこともなく、デッサン力もほとんどない状態で入ってくる方も数名いました。

実際授業のみで画力は上がるのか!?

と言われると、1、2年そこらでは大して画力の向上もありません。(授業外でも描いてたら別かも)

やはりうまい方は

  • 元々絵を描くのがある程度得意

という土台があって入ってきています。

私の周りの現在も継続できている方は全員そのタイプです。

では、他の要素で何がアニメ業界で活躍できるかできないかに関わってくるのか、個人的な経験と分析を元に紹介します。

【 アニメ業界 】背景美術に向いている性格

以下、自分を含め私の周りの継続できている人達の特性をまとめたものです。

  • 内向的
  • 真面目
  • 素直
  • 忍耐力がある
  • 観察力が高い
  • 感情が安定していてアップダウンがあまりない
  • 保守的
  • 承認欲求が高め

基本的には黙々と一人で作業することが得意な人が向いているということです。

メンタルが安定しているおとなしい人

または

専門卒だし他にできることがない!と思い込んでると続きます。笑

あとは環境の変化に敏感で保守的な方はずっと居座る傾向にあります。

長く継続すればするほど自然と立場も上がっていくので年数が経てば経つほど仕事に困ることがなくなっていくのでこの性格は後々有利になっていきます!

何故続けていると有利になるのか
  • そもそも辞める人も多いから
  • 5年、10年以上となってくると経験者として認めてもらいやすく重宝されるから
  • 名前が作品のエンドロールに載るのでググると経歴がわかるから
  • 関わった作品の年数からベテランかどうかの判断までできるから
  • 背景以外の同業者さんたちから特にプロ職人だと思われやすいから
  • フリーランスで稼げる可能性が高まるから
  • 仕事を依頼する側の立場の人は若い人が多いため先入観からすごい人と思われやすくなるから
  • 背景美術を選択している人がキャラクター描く人口より圧倒的に少なく、需要があるから
  • 背景美術はアニメだけではなくゲーム業界でも需要があるから

継続しててよかった・・・

また、承認欲求が高めというのがアニメ業界にとどまるかどうかに深く関わっているのではないか。と最近は考えています。

アニメは携われば自分の名前が作品のエンドロールに載るからです。

私もアニメ業界に入った頃は自分の名前をテレビで見られることにとても喜びを感じていました!

目標は映画館で自分の名前を確認することでした。

そのため、アニメ映画に名前が載るまで絶対に辞めないんだから!と私は思っていました。笑

自分の名前が初めてアニメのエンドロールに載った時の感動は今でも忘れられません。

私は現在はアニメ業界ではなくゲーム業界からだけのお仕事を請けている状態となっていますが、

ゲームはアニメと違って名前がどこかに載ることがありません。
&私これやりましたー!という公開もとても難しいのが現状です。

私の場合は過去に散々アニメに携わり、一通り満足してしまったのもアニメに携わらなくなってしまった原因かもしれません。笑

フリーランスで請ける場合、ゲーム背景1枚単価はアニメ背景1枚単価の10倍以上です・・・

これがアニメに関われなくなってしまった原因の一つにもなっています。

そのため、強い承認欲求がアニメ業界に残れるかどうかの最後の砦となるのではないかと考えています。

お金 ≫ 承認欲求

こうなると戻れなくなるよ?笑

背景美術の給料事情

一番問題になってくるのは生活ができるかどうか?ですよね。

ぶっちゃけアニメーターは食べていくにはとても大変だと思います。

アニメ業界で働き始めて5年目の時、アニメーターで働いていた同期と会ってお話したことがありますが

  • 国民年金払えないから免除してもらってる
  • 地元に帰って転職しようか悩んでる

このように言っていた方が身近にいました。(現在も辞めず続けていました!)

アニメーターさんは勤め先にもよりますが多くが最初からフリーランス形態だったり完全出来高制なのでやはりその人の技術に左右され、食べていくのがかなり厳しいという状態になりやすいです。

(3年以内に辞めた人の中には当時の私より月収多かったアニメーターさんもいました。)

個人的感想ですが、アニメーターさんは本当に実力社会って感じがします・・・

しかし、背景美術は作画さんとは違い、給料がアニメ業界の中では比較的高く、安定している傾向にあります。

また、固定給のところも多くあるのでそういった会社に入れば安定しています。

背景美術の初任給は?

15万~20万くらい

とこたんは2006年当時16万5千円の初任給で入社しています。

+住宅手当2万とか?もあったのでなんだかんだ普通に暮らせていました。

そして仕事忙しいが故にお金を使う機会も少なく、貯蓄も順調に増えてました

(約5年で500万超えてました)

背景美術の平均年収は?

平均448万円/平均年齢39歳/平均勤続年数17年(アニメーター実態調査2019より)

アニメの背景さんの平均はこのくらいです

リアルな年収情報

とこたんの当時の情報 349万円/年齢23歳/勤続年数4年

ただ、私は比較的恵まれた環境の背景会社に入社したようで、同期の他の会社に入った人の中には

  • 生活保護もらえるんだけど・・・

と言っていた方もいます。※手取り13万とか

【背景美術】フリーランスの年間売上事情

背景の会社に数年勤め、それからフリーランスになる人も多くいます。

特に女性は結婚または出産を機にフリーランスになる人が多いです。
そうでなくてもフリーランスになる方は年々周りに増えてきています。

  1. 元々勤めていた会社から仕事を貰う
  2. 同業者の知り合い経由で他の背景会社から仕事を貰う
  3. 同業者の知り合い経由でゲーム会社から仕事を貰うようになる
  4. Twitterで営業をしながら企業から依頼を受けるようになる
  5. 自力で会社に営業売り込みして仕事を貰う

このようなパターンでフリーランスが可能です。

私は結婚を機にフリーランスとなり1、2、3のみで今までやってきている流れとなっています。

なので今回はその経験を元にリアルな背景フリーランスの収入事情を紹介します。

アニメの背景スタッフだけする場合
  • 平均売上280万~310万

美術監督とか美術設定とかそういったものはやらず、100%受け身で背景スタッフとして絵を描く仕事でこれです。

ちなみに子どもがいない状態で超暇な状態でこれです。

たまに長期休暇で仕事しなくても正社員の配偶者さえいれば安心☆

だからアニメだけでもやっていける!

次はアニメの背景の割合とゲーム業界からもらうゲーム背景制作の割合による目安の紹介です。

アニメ背景とゲーム背景両方請ける場合
  • アニメ背景80% : ゲーム背景20% = 平均売上370万
  • アニメ背景20% : ゲーム背景80% = 平均売上620万~700万
  • アニメ背景1% : ゲーム背景99% = 平均売上650万~800万

アニメ背景20%でゲーム背景80%の時は結構無理してました!

毎日深夜まで作業当たり前でした…物量&納期短くて終わらないんですよこれが。

ゲームの背景はアニメの背景より大変なんでしょ?だからゲームやると収入が上がるんでしょ?

と思われる方も多いかもしれませんが、基本作業内容は同じです!!

なんならアニメの背景の方が描く内容がキツイってのが多かったりしたり。

昼間の街の中途半端に距離が近い俯瞰!高解像度の版権とか・・・

とこたんは、一度それで1ヵ月休業に追い込まれたことがあります。笑

メンタルやられて1週間かかったんですよその1枚が終わるまでに。

そして燃え尽きて灰になった・・・笑

【背景美術】フリーランスの売上事情まとめ

  • 背景はゲーム業界からお仕事を貰えるようになると一気に収入が上がる!
  • アニメ業界に入りたいだけなら収入面で背景美術を選ぶことをおススメします!
  • アニメ業界で背景をやると、フリーランスでも生きられる可能性は高い!

奥さんが背景さんだと結構貯蓄可能ですよ(コソッ)

とこたん離婚したけどね?

子どもいないと稼げる分、離婚もしやすくなっちゃうから気を付けてください。笑

【アニメ業界】アニメ専門学校卒の未来!15年後の結果報告まとめ

私の身近なデータのまとめですが

【まとめ】背景美術の15年後の現実
  • 専門卒でアニメ業界の現場で働き続けている人:約22%
  • 専門卒で背景美術の仕事を辞めず継続している人:約55%
  • 背景美術の仕事を継続する人のうち現場を離れてフリーランスになる人:60%
  • アニメ業界に入り背景の美術監督の経験をする人:約44%
  • 背景の仕事を辞めてしまう人:約45%
【まとめ】アニメーターの15年後の現実
  • アニメの専門学校出身でアニメ業界で働き続ける人:25%
  • アニメーターを志し、作画監督までなれる人:25%
  • アニメーターを志し、総作画監督までなれる人:約4%
  • アニメーターを辞めてしまう人:75%
【まとめ】仕上げの15年後の現実
  • アニメの専門学校出身でアニメ業界で働き続ける人:40%
  • 仕上げの仕事を辞めてしまう人:60%

辞めてしまう人の割合の少なさからも背景部門が比較的給料面で安定していることがわかります。

アニメーターさんは技術が身につくまでにハードワークと少なすぎる給料により離脱率が圧倒的に高いのが現状です。(アニメーターで残っている方々は皆コミュ力があり、感情のアップダウンがあんまりなさそう。というのが共通しています)

アニメ業界に関して言うとある程度技術を身に付けて経験を積みさえすれば、人手不足な業界でもあるので仕事には困らない。という特徴があります。

ですが、単にアニメ業界に入りたいという場合なら、背景を強くお勧めします!

背景の良いところ
  • アニメの部門内だと背景の収入は安定している
  • 継続すると収入が上がりやすい
  • 背景を選ぶ人がキャラクターより圧倒的に少ないから競争率も低い
  • 女性なら結婚後は在宅でフリーランスで稼ぐことが可能
  • ネット環境さえあればどこでも仕事が可能なので相手を選ばない(転勤族)
  • 職業柄自然物の観察をすることが自然と増えるのでメンタルにとてもよい

最後に

15年以上経っても残っている方々のスタート地点の状態を知っているので言えることですが、

絵がすごく最初からうまい!という才能で決まっているわけではありません。

どれだけ淡々と目の前のことをこなせるか?

どれだけ継続できる力があるか?

どれだけ感情をコントロールする力があるか?

この辺が全てです。

あとは本人の

自分だってやればできる!才能じゃないんだ!トレーニングを積めば上手くなっていくんだ!

こういう強い思いが根っこにあるかどうかです。

自分の技術がどんどんとレベルアップしていく過程を楽しめる方が結局最後は残ります。

これらの情報を将来の選択の参考の一つとして活用していただけますと幸いです。

この記事書いてたらちょっとヤル気出てきたぞ?#仕事しろ

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この記事を書いた人
とこたん

元アニメ業界出身フリーの背景イラストレーター
在宅ワーカー歴10年以上になる在宅プロです!
元場面緘黙症経験者でもありHSP気質の持ち主。
今までの人生経験を元に、不安の受け入れ方や克服方法など生きやすくなる考え方や学んだことを記事にしています♪

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