こんにちは!今腸内細菌がマイブームのとこたんです!
私は睡眠の質が老化を大きく左右させる事実に気付いてからというもの、
- 睡眠ホルモン「メラトニン」が強い抗酸化能力を持っており、「メラトニン」をたくさん分泌させていないと脳も体も老化が加速する。メラトニン作らなくちゃ!
- 睡眠ホルモン「メラトニン」の材料は幸せホルモン「セロトニン」。セロトニン作らなくちゃ!
- 幸せホルモン「セロトニン」はたんぱく質を多く含む食材に入っている「トリプトファン」から作られる。肉と魚ちゃんと食べなくちゃ!
- 幸せホルモン「セロトニン」は太陽の光と紫外線を肌で浴びて作られるビタミンD3でたくさん作られる!毎日絶対外出て太陽浴びて散歩してビタミンD3作らなくちゃ!
- 幸せホルモン「セロトニン」は女性のホルモンバランスに大きく左右され、分泌が低下しやすい。女性ホルモンの分泌低下対策取らなくちゃ!
- 女性ホルモンの代わりは大豆イソフラボンをエサにしているエクオール産生菌!腸内に菌がいれば女性ホルモンの作用を得られる!!菌が棲んでたから菌を育てなくちゃ!
このようにしてついに腸内細菌に到達しました。最近は腸内細菌の本を色々と読み、腸内細菌の話を家の中でずっとしています。笑
妹、母親にも腸内細菌の話をLINEでしています。笑
実は一番最初に到達すべき健康知識は腸内細菌の話だったのでは・・・。と今思っているからです。
なぜ、メンタリストDaiGoさんが人生を変えるには食事・睡眠・運動の順番だ!と言っているのか。
その理由もわかりました。
今回は私がここまで腸内細菌に夢中になっている理由の話をご紹介します。
あなたはお母さんから腸内細菌を受け取っていますか?
- 心の病気にかかったことがある
- 繊細さん(HSP)
- アレルギー体質(花粉症含め)
- 腸内環境が悪い
- 痩せられない
- 出産間近な人
- 子育て中の人
- 母乳育児か粉ミルク育児か迷っている人
あなたは何生まれですか?
あなた、何生まれ?と聞くと、日本生まれの〇県生まれで~血液型は〇型で~誕生日は何月生まれで~星座は○○座だよ♪
という会話がよくありますよね。
これからはそんな話よりもっともっと深い話をしませんか?
それが
「あなたはお母さんの産道生まれ?それとも帝王切開生まれ?」
「あなたはお母さんの母乳育ち?それとも粉ミルクだけ育ち?」
です。
これ、お母さん同士だとセンシティブな会話かもしれません。
こういう話をするとどっちが悪くてどっちがいいというニュアンスを含んでしまうからですね。
ただ、生まれた側の立場からなら結構会話はできますよね。
私も子どもの頃、お友達が「私は帝王切開で生まれてきたんだよー」って話聞いたことありますから。
今度からこれ、大事なお友達に聞いてみてください!大事な相手限定です!
そして、もしその大事な人が帝王切開&完全粉ミルク育ちで
・心身の健康に不安を感じている
という状態で悩まれていた場合だけ、この話をしてみてください。
今回は私とこたんの提案を記事にまとめてます。
実は「帝王切開」「完全粉ミルク」これが子ども時代だけでなく、大人になってからの健康状態に大きな差が出てしまう可能性があるとわかっているからです。
もし健康状態に悩みを抱えていた場合、対処法もわかってきていますので、ぜひ大事な人に伝えてみてください。
それでは詳しくお話していきます。
あなたはお母さんの産道を通ってきましたか?
あなたはお母さんの産道を通って生まれてきましたか?
あなたがお母さんの産道を通って誕生したか帝王切開で誕生したかで生物的に健康面においてどうやら差が出てしまうことがわかっているようです。
お母さんの産道に棲んでいる大事な菌をゲットする機会があったか?なかったか?が差を生んでいるそうです。
ヒトはお母さんのおなかの中にいる間は無菌状態です。
しかし、生まれた瞬間から微生物があなたの中に棲み始めます。
どうしてだと思いますか?
理由はその微生物たちがあなたの体の中に棲むことで、微生物たちにもあなたにもお互いにメリットがあったからです。
メリットがあったため、大人の人間の腸内にはおよそ1000兆個、1000種類〜3万種とまで言われ、総重量1.5kgにもなる微生物が棲んでいます。
追い出しもせずこんなにも棲まわせているのです。
この重さは肝臓と同じくらいだというので驚きです!
- 微生物たち→エサを簡単に獲得できる!繁栄できる!
- ヒト→微生物が自分の遺伝子では作れない必要な物質を食べ物の残りカスから代わりに作ってくれる!ありがとう!
今、あなたの体の中に農家の人、工事現場の人、スーパーの店員さん、電気水道ガス局の人などいろんな職業の人が暮らしているってことなんです。
自分ではできない仕事を他の人に任せて暮らしているから死なずに平和に暮らせているということです。
あなたは腸内細菌たちにものすごい多くの仕事を任せているのです!
しかし、生まれたばかりで知識がゼロの場合、どんな人に仕事を任せればいいのかわかりません。
知識がなくうっかり詐欺師を雇い、詐欺師ばかりの世界を作ってしまったらご飯、食べられませんよね・・・。
免疫力のないあなたにヤバい菌がたくさん憑りついてしまったら死んでしまいますよね。ってことです。
どうやったらヤバい菌に憑りつかれても死なないように免疫力をつけていけるのか・・・教えてくれる人と学ぶ機会が必要です。
この役割を担ってくれているのがお母さんの膣に棲んでいる微生物「乳酸菌」だったようです!
- 微生物たち→どうやったら自分たちが生き残れる安全な環境をヒトの中で作れるのか。ヒトを死なせたら棲みかがなくなるから追い出されないようにするにはどうすればいいんや!
- ヒト→どうすればヤバい敵から身を守れて、長く生き延びられるのか。長く生き延びて子孫を繁栄させるにはどうしたら一番効率がいいんや!
お互いの目的を達成できるように長い長い年月をかけて微生物とヒト同士で進化を重ねた結果、人間はお母さんの産道を通り頭から出て、そしてお母さんの母乳を飲む。
という一連の流れが微生物とヒトお互いにとって一番の最善策になったため、当たり前となったのです。
最初に棲んでもらう菌が乳酸菌だとヒト種族の繫栄と、菌達の今後の環境も守られやすかったというわけです。
ところが、その完成形態を崩すものが登場しました。
それが「帝王切開」です。
あなたが最初に出会った菌は何ですか?
あなたが初めて出会う菌が何になるのか、経腟出産と帝王切開出産で違うそうです。
経膣生まれの赤ちゃんの腸内 | 帝王切開生まれの赤ちゃんの腸内 |
---|---|
・母親の膣内にいた乳酸菌 ・母親の腸内細菌の一部 | ・皮脂や粘膜を好む細菌 ・皮膚の細菌が基礎となり形成される |
今まで当たり前だったお母さんの乳酸菌との出会いが、帝王切開で産道を通らなかったがために出会い損ねることになってしまったようです。
この出会い損ねが後の健康状態に影響を与えているそうです。つまりは健康を脅かすかもしれないリスクの一つになるということです。
経膣生まれの子のその後 | 帝王切開生まれの子のその後 |
---|---|
幼児期にアレルギー、自閉症、1型糖尿病、肥満のリスクが上がらない | 幼児期にアレルギー、自閉症、1型糖尿病、肥満のリスクが上がると言われている |
なぜこのような差が出るのでしょうか。
お母さんの膣にはいつも乳酸菌が棲んでいる
女性の膣内には乳酸菌が棲んでいます。
これは女性自身はよく知っている話ですよね!
なぜ乳酸菌がそこにいるのか。
その理由も進化の過程でヒトと微生物がお互い効率を求めた結果のものでした。
女性の膣に乳酸菌が棲むことが、乳酸菌とヒト、お互いにとって最善だったからです。
自分にとって異物なら普通追い出しますよね?
追い出しもしないで膣に乳酸菌を棲まわす理由は、ヒトがうまく繁栄するためには乳酸菌の力が欠かせなかったからです。
- 赤ちゃんが飲むものはお母さんのミルク
- お母さんのミルクに含まれるオリゴ糖が乳酸菌の大好物
- 赤ちゃんの腸に入れば、乳酸菌が繁栄できる
- 乳酸菌が赤ちゃんの消化しきれなかったオリゴ糖を食べ、出した排出物が赤ちゃんを強くする材料になる
- 赤ちゃんを強くしながら外敵からも守ってくれる乳酸菌
- 乳酸菌に最初に腸内にコロニーを作ってもらえると赤ちゃんはすごく助かる
生まれたばかりの赤ちゃんはみなお母さんの母乳を飲み栄養補給をしますよね。
文明が発達していない古来なら全員が全員そうであったはずです。
赤ちゃんがお母さんの膣で出会う乳酸菌は赤ちゃんの腸内にコロニーを作らせるためにそこにいるそうです。出産が来るときまで乳酸菌は膣でずっと赤ちゃんのために待機しているんだと。
こうして生まれたばかりのあなたの腸内に乳酸菌がコロニーを形成します。
この乳酸菌が最初にあなたの腸にコロニーを作るか、作らないかで免疫力に差が出てきてしまうのはなぜなのでしょうか・・・
それは、あなたが一番最初に出会う乳酸菌があなたの免疫力形成の先生だったからです。
あなたはお母さんの母乳を飲んで育ちましたか?
あなたはお母さんの母乳を飲んで育ちましたか?
私自身は完全母乳で育っています。
自分が母乳を飲んでてよかった、お母さんありがとう。
と知識を得た今思っています。
私はまだ妊娠出産も経験していないですが、年齢が36歳なので友人達や実の妹、周りは出産経験者がほとんどのため、今までに周りが母乳か粉ミルクなのかは見たり聞いたりはしていました。
母乳より粉ミルクの方が栄養がたっぷりだからという理由で粉ミルクも飲ませていたり、母乳が出ないから粉ミルクにするしかないとか様々。
詳しいことは私は知りませんが、へーそうなんだ。くらいで特に母乳でも粉ミルクでもどっちでもいいじゃん。としか思っていませんでした。
しかし本を読んでから考え方が変わりました・・・。
お母さんの母乳じゃないものを飲み続けるデメリットが多すぎるぞ。みんな大丈夫かな
あなたを導くのはお母さんの母乳をエサにする乳酸菌だった
あなたを病気から守ってくれる体に育ててくれるのは、お母さんの産道で受け取った乳酸菌です。
お母さんの産道で受け取った乳酸菌は、あなたが飲むお母さんのミルクを待っています。
乳酸菌たちはお母さんのミルクに含まれる特別なオリゴ糖を待っているんです。
ヒトの母乳 | 粉ミルク |
---|---|
・130種類ほどのオリゴ糖 ・お母さんの腸内細菌の一部 ・DHA(脳の発達に欠かせない物質)など | ・牛乳 ・乳清、脱脂粉乳、乳糖など乳製品 ・植物油 ・母乳成分の研究からわかった成分 |
- 130種類ものオリゴ糖が腸で正しい細菌種を栄えさせる役割を果たしている
- 130種類のうちの数十種類のオリゴ糖が特定の病原体とぴたっとくっつき、病原性細菌が住み着くのを阻止する
その時のあなたに必要な菌を増やすため、それだけ多くのオリゴ糖が含まれているんですね。
細菌たちにとってもエサとなるオリゴ糖の種類が違うと作れるものも違うんでしょうねぇ。
- オリゴ糖をエサに、酪酸・酢酸・プロピオン酸・乳酸塩を作る
- 酪酸は腸壁のスキマをふさぎ強化!そして免疫の暴走をなだめる役の細胞も育てる!
- 酢酸やプロピオン酸は生きるために必要となる脂肪(エネルギー源)を作る材料
- 乳酸塩が赤ちゃんの免疫系の発達に重要な役割を果たしている
粉ミルクには130種類ものオリゴ糖もありませんし、お母さんの生の腸内細菌も含まれていません。
お母さんのミルクは、オリゴ糖と腸内細菌を子どもの成長に合わせて変化させているそうです。
オリゴ糖の量を減らしたり、腸内細菌の種類を変えたりしているんです。
出産から数ヵ月経った母乳には、成人の口内にいるのと同じ微生物が入っているそうです。
離乳食に合わせて準備までするんです!!
その時の成長段階で必要な腸内細菌のエサも腸内細菌の種類も違うんだ。
あなたの遺伝子に合ったオリゴ糖(腸内細菌のエサ)と腸内細菌たちはこれなのよ。てことなんですね…
大人の腸内細菌には食物繊維が必要なように、赤ちゃんの腸内細菌にはお母さんのミルクが必要なんですね。
また、出産方法で母乳に含まれる微生物が変わるそうです。
経腟出産 | 陣痛後の帝王切開出産 | 陣痛前に帝王切開出産 |
---|---|---|
母乳に選ばれた母の腸内細菌が混入している | 母乳に選ばれた母の腸内細菌が混入しており経腟出産の女性と菌種が似ている | 母乳に含まれる腸内細菌の種類が経腟出産・陣痛後の帝王切開出産の女性とかなり違う |
つまり陣痛なしで帝王切開で生まれると、赤ちゃんは産道で乳酸菌をゲットし損ね、専用の腸内細菌一式セットまでゲットし損ねるということです。
陣痛時に起こる強いホルモンが「今から赤ちゃんいきまーす!」という合図とともに、お母さんの腸内細菌が厳選され、腸から母乳へ送り届けられるようです。
すごいよ…すごい話だよ…自然に逆らうのはよくないのがよくわかる話だ…
母乳は赤ちゃんの腸内に有益な微生物の定着を促し、その時にいると役に立つ微生物たちを少しずつ変えながら大人用の組織に変えていき、成長を手助けしてくれていることがわかりました。
また、ヤバい微生物種族が腸内に棲みつくのを防いで、免疫系に敵と味方の見分け方を教えてくれることまでわかりました。
では粉ミルクだけで育ってしまった子の腸内はどうなってしまうのでしょうか・・・。
粉ミルクで育つと何が起こるのか
母乳を全く与えられていない赤ちゃんの腸にいる微生物はなんと種類が50%多くなっているそうです!
(母乳と粉ミルク半々ならミックス型で中和された感じに)
どの菌が悪いやつでどの菌がいいやつで・・・という学びを免疫系がちゃんとできていない状態で大量の菌種が粉ミルクしか飲んでいない子の腸内に繁栄しているということです。
大人であれば逆に腸内細菌の種類は多く、多様性があることが健康の元であると言われています。
しかし赤ちゃんは逆だそうです。
絵を上手く描けるようにと思ってお母さんからパソコン、鉛筆、クレヨン、色鉛筆、紙、3Dソフト、Photoshopソフト、いろんな絵の参考書、一気に渡されても…
わーーー!!何からやって何をして何をすればーー!!!ってパニくるよね。笑
それと同じか。
そのため粉ミルクだけの育児をされた子は感染症にかかりやすいと言われています。
- 皮膚炎・喘息
- 免疫系のガン
- 1型糖尿病
- 虫垂炎、扁桃炎
- 他もろもろアレルギー系
- 一番のリスクは過体重だそうです(10代後半~大人になって糖尿病のリスクがそうでない子と比べて60%多い)
とこたんの同居人は子ども時代、そして大人になってからも過体重でした。
完全粉ミルク育児をされていたそうです…!
私の影響で約20kg減しましたが、リバウンドはしないでしょう。
もうあなたは太ることにはならないでしょう。
私が知識を持っているのであなたの健康は守られます。
一番の危険は抗生物質
「帝王切開」「粉ミルク育児」が最初に正常な腸内細菌の菌種選別や免疫系の学びができないから後々自己免疫疾患になってしまうリスクが高まるというのはわかりましたが・・・
酷いことになる人とならない人の差、どうやって出てくるんだろうという疑問が出てきますよね。
元々持っている遺伝子の問題?
元々アレルギーになりやすい遺伝子を持っていた。
とかもちろんそういった理由もあるはずですが・・・
大きな理由はそれではありません。
腸内細菌軍団を死滅させてせっかく作られていた微生物軍団のバランスを崩してしまうことが原因です。
そして腸管粘膜にダメージが生じ、リーキーガット(腸壁に穴が開く)を引き起こしてしまうことが原因です。
すべてはそれが原因です。
腸内細菌軍団のバランスを一気に変えてしまうのが
抗生物質です。
- 細菌を殺すお薬
- 風邪薬とかでたくさんもらってます(特に今大人になってる世代全員)
抗生物質は特定の菌だけではなく良い菌も総まとめで殺してしまうと言われています。
どの虫が悪さしてるかわからんからとりあえずいろんな虫殺せる総合殺虫剤ふりまいとけ!って感じ。
しかも抗生物質はほんの数日で腸内細菌の存在量比を変えてしまい、微生物集団の構成を変えてしまうことがわかっています。
腸内細菌の存在量比が変わるとはどういうことなのかわかりやすくすると・・・・
今まで「腸内細菌軍団A」があなたが食べたご飯をエサに腸内の壁を強化させる担当をしていたとします。
その「軍団A」が抗生物質で無実なのに根こそぎやられたらどうなりますか?
腸壁強化担当がいなくなれば腸が薄くなってスキマができてしまいます。
そのスキマをふさぐ担当がすぐに戻ってこなかったらどうなりますか?
その間に別のヤバい菌が棲みかを奪ってしまったらどうなりますか?
スキマから腸内細菌たちが出した毒素、未消化の物質が血液内に混入しだします。
大変だ!!異物外に出さないとー!!!
ってなって免疫系が大慌てで活動し始めますよ。
- 胃腸疾患、アレルギー、自己免疫疾患、肥満、体の病気だけではなく、不安症、うつ病、強迫性障害、自閉症、心の病気全て
- ニキビも皮膚のアクネ菌など常在菌を敵だとみなして過剰反応することが原因ではないかと言われています
- どれも腸の透過性の高まりと慢性的な炎症を併発していることがわかっているそうです。
これらすべて、腸内細菌軍団のバランスが崩れたために引き起こされた、腸にできたスキマ(リーキーガット)が原因になっていると言われています。
抗生物質の治療回数が多い子どもほど、その後のアレルギー発症に強い相関関係があることがわかっているそうです。
- 特に生後18か月以内に抗生物質の治療を受けるのは最大のリスクとなるそうです。
- 2歳になるまでに抗生物質の治療を受けた子どもは後に喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症発症率がそうでない子と比べて2倍だとも。
抗生物質による治療は絶対に必要なものではないそうです。
ウイルスによる病気に抗生物質を投与しても抗生物質は効かないということもお忘れなく。
抗生物質をできるだけ服用しないことが自分自身や子どもを守ることに繋がります。
やむを得ず、抗生物質を飲まないといけないとなった時は、乳酸菌などのプロバイオティクスを同時に摂ることがよいとされています。
また、現在飲んでいる方は最後までしっかりと飲み切らないといけません。
中途半端に飲むとかえってよくないとのこと。
※その辺はお医者さんの指示にしっかりと従ってください
知識があるとないととでは自分も子どもたちも守れないですね…
おばさまはこういった知識を妹に伝え、甥っ子姪っ子を守ります。笑
なんでお医者さんがやたらめったら抗生物質を出すのか詳しい理由は本に書かれていますのでお子さんをお持ちの方は読んでみてはいかがでしょうか。
「経腟出産」で「完全母乳」育ちでも「抗生物質」が危ない
私は母の産道を通り、完全母乳で育ちましたが、
- 4歳頃中耳炎で抗生物質飲みまくり
- その後自己免疫疾患の血症板減少性紫斑病で入院経験あり
- ずっと幼稚園でうまくコミュニケーションが取れなかった
- 小学生時代転校をきっかけに学校で一言もお喋りができなくなった(場面緘黙症)
- その期間もよく抗生物質飲まされてた(風邪薬)
- 日本語のリスニングができなくて国語で0点とったことがある
- 特に小学生時代知能が遅れていた自覚がある
- 子ども時代から足がつりまくる(ミネラルがうまく吸収できてなかったぽい?)
- ニキビも悩まされた経験がある
- 猫アレルギーと花粉症だった時期がある
- ずっと不安障害だった(けど治った)
これを腸内細菌を元に考察するとビンゴすぎて・・・思い当たる節がありまくりです。
知識を得てわかったことなのですが、確実に私は抗生物質による腸内細菌の死滅の影響を受けていたと思っています。
仮に私が産道を通らず完全粉ミルクでこの状態になっていたら…
今の心身健康体の私はいないのではないかと想像します。
お母さんありがとう。運が良かったのかな。
腸のスキマをふさぐには「酪酸」だ
「帝王切開」と「粉ミルク」で菌の学びをできず健康被害リスク増、そして「抗生物質」も飲んじゃった!!
もう過ぎてしまったことはどうしようもないですよね。
じゃあどうすればって話です。
結局ほとんどの体の不調の原因は腸内細菌軍団の組成バランスが変わってしまって腸壁にスキマができて免疫系が過剰反応状態になってしまっている。
というのが原因だっていうんですから腸の穴をふさげばいいんです。
穴ができないように対策をとればいいだけの話です。(まだ軽い症状だったり症状がない人は)
それが酪酸です!!
酪酸菌が作る酪酸が、腸壁の穴をふさぎ腸壁を強化させることがわかっているそうです。
別記事でまとめようと思っていますが簡単に。
つまり酪酸がたくさんあれば大腸が健康に保たれ、免疫の攻撃役が暴走しない!ってことです。
しかも酪酸が元で強化される大腸の粘膜上皮は、水分やミネラルを吸収、そして腸のバリア機能として働く粘膜を分泌するところ。
なので酪酸が増えればカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収性も上がる!
ミネラル不足を補うこともできると言われているのです。
酪酸菌が腸内から激減して、酪酸が足りていないとどんどんと腸の透過性が亢進してしまうので注意です。
酪酸菌自体がくっついている食べ物は「ぬか漬け」「臭豆腐」くらいしかないそうですが、酪酸を作ってくれる酪酸菌はもともと日本人の腸に多く生息しているそうです。
世界でも日本人の腸にダントツに多いと言われています。
私たちの先祖が食べてきた昔ながらの和食には、良質な食物繊維(野菜や海藻類や豆類)や糖質(米やイモ)が含まれており、彼らの好きなエサが豊富だったからです。
元々いる菌たちにエサを与えるんだ!いいか!エサだ!エサやりだ!そうして増やすんだ!
エサ(食物繊維)が足りなさすぎることが原因で現代病が起きているんだぞ!
- 第一に海藻類!
- もち麦は玄米の数倍酪酸菌を増やす効果があると言われている
- ただし過敏性大腸炎とか腸疾患のある人は「酢酸」「プロピオン酸」過剰が原因らしいので、「酪酸」だけ増えて「酢酸」「プロピオン酸」が減る玄米にせよ
- 様々な種類の野菜をたくさん食べましょう
菌が少ないかもしれないというのなら酪酸菌の含まれているサプリで対策です。
また、酪酸菌に食べてもらうエサもこれがおススメ!というのがあります。
酪酸を特に多く産生すると言われているマメ科の植物「グァー豆」からできる「グァーガム加水分解物(PHGG)」がおススメです。以下の商品、100%「グァーガム加水分解物(PHGG)」です!
とこたん、これ知り合いには勧めてたことあるんですが、ちゃんと知識得てから自分も飲み始めてみた!2022年8月31日初めてビオスリーとセットで飲んだんだけど、1日で質が変わった!!腸内細菌の調子よくなったんですが?!しゅごい…今まで専用のエサが足りてなかったんかしら。
腸疾患のある方はぜひ以下の本を読むことをおススメします。
大腸に問題を抱えている人は小腸にも菌が増殖していることが原因になっていることが多いという話も詳しく書かれています。
そういう方は一般的な腸活をすると逆効果になってしまうそうなので要注意なのです。
食材選択についても詳しく記載されています。
寿命に最も影響を与えるのは「食と腸内細菌である」と言い切っているお医者さんの本ですが、私の読んだ腸内細菌の本の中でベスト3に入る本の一冊です。
【まとめ】あなたがどんな生まれでも知識があれば対策がとれる
「帝王切開出産」で乳酸菌と出会い損ね、「粉ミルク」で乳酸菌から免疫の指導を受け損ね、「抗生物質」でせっかく築いたあなたを守っていた腸内細菌軍団の組成をぶっ壊し、
それが原因で心身に不調をきたし始めている自覚があっても、知識さえあれば対策がとれることがわかりました。
「酪酸を作ってくれる菌を育てよ」
です。
私はたまたま健康オタクだったがために、その「酪酸を作ってくれる菌」にエサをずっとやり続けていたようです。
めっちゃ野菜食べ続けてました。納豆も食べ続けていました。(ただ20代、食事量自体が少なすぎていたようです)
抗生物質でぶっ壊した腸内環境を整えるまでにすごい時間かかってますが・・・
腸活はどのくらいで効果が出るのか調べたところ、
・ 2週間で腸内フローラのバランスは劇的に変わると言われている。
と判明しましたので、知識を得て実践し続ければ結構希望はありそうです。
食事・睡眠・運動の順番だ!という理由は腸内細菌について知ることで私は理解しました。
腸内細菌が人間と共に進化してきて最適状態に保っていたのに、それをぶっ壊したらそりゃそうなるわ。
人間の遺伝子ではできない仕事の多くを腸内細菌にアウトソーシングしていたんだからそれをぶっ壊したらそりゃそうなるわ。
もし自分がいい遺伝子を持っていても、それをうまい具合にサポートしてくれてる彼らがいる根っこを正してなければ遺伝子をうまく使いこなせるわけがありません!!
学ぶことって大事なんですね。
私は今さらですが腸内細菌の重要性に気付けて本当に良かったです。
腸内細菌たちに感謝しながらこれからも食事・睡眠・運動に気を使って生活を続けていこうと思います。
あなたはあなたの腸内細菌が食べたものでできている!
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